我慢できなかったら最高級のポテチで許してちょうだい
先日、なかなか興味深い(というか「食」に対して物凄く考えさせられた)動画を見ました。
中田敦彦さん(オリエンタルラジオ)のYouTube大学で公開されていた
『食べてはいけない 病気になる食べ物』という動画です。
(サムネが怖い…し、絶対食べてはいけないものばっか食べてるわ…と複雑な心中でした。笑)
この動画では身体によろしくない食べ物をただ紹介するだけではなく
そういった食べ物を摂取し続ける事で、
私達の身体や生活(人生論に近いかも)にどの様な影響が生じるかを
わかりやすく説明されていました。
なので単純に「この食べ物は体によくないよ〜」とだけ言われるよりも、
「その食べ物を摂取し続けた末の未来はこれだ!」という
人生の末路と言えば大袈裟かもしれませんが、
二次被害的なものをまざまざと思い知らされる事によって
改めて食事に対する意識が変わった様な気がします。
今日はそんなお話。
この動画は前編・後編と2部に分かれていて、
前編では日本の現状について触れられています。
食べ物の話をするのかと思いきやいきなり日本のお話…。
しかしこれがなんとも衝撃的で、
それでも順を追って説明してもらうと確かに…と納得してしまうものばかりでした。
まずフォーカスされたのは日本国民と糖尿病の関係。
現在国民の5人に1人が糖尿病・糖尿病予備軍なのだそう。(上記動画参照)
正しく現代病と言われるこの病気、
かつては「贅沢病」などと言われていました。(過去形なんですね…。)
糖尿病は、食事から摂取されるブドウ糖(エネルギー)が上手く利用できず、
血糖値(血液中のブドウ糖の割合)が高くなってしまう病気です。(超絶ざっくりですが😂)
この糖尿病。何が怖いかというと、
この病気そのものもそうですが、糖尿病による合併症のリスクがとにかく恐ろしい。
心筋梗塞や脳卒中など死亡リスクのある病の引き金になってしまうのですね…😰
それで。
かつては「贅沢病」と言われていたこの病気、
現代では「貧困層の病気」と化しているのです。
何があった!?って感じですよね。笑
しかもそれって、じゃあ日本は貧困の国なの?という嫌な疑惑も…。
食事=健康(医療)
この2つに密接な関係があるのは周知の事実なのですがこの動画では、
食事=経済
すなわち
食事=医療=経済である事、
そしてその関係性を説明していました。
この話を聞くのと聞かないのとでは、
後編で紹介される「食べてはいけない物」の脅威には雲泥の差があります。
(「=」の表現は語弊があるかもしれませんが、
どれも密接な関係性があるという意味で捉えていだだければ幸いです。)
話を戻して。
糖尿病が現代では貧困層の病気と言われているその理由。
家計における食費の割合を示す『エンゲル係数』にそのヒントが隠されています。
このエンゲル係数、完結にいうと
エンゲル係数が高い=生活水準が低い(貧困)
エンゲル係数が低い=生活水準が高い(裕福)なんです。
ちなみに日本のエンゼル係数は下がり続けています。
「なら裕福やん〜!」と思うのですが、そう簡単な話ではないのだそう💔
そしてエンゼル係数とは裏腹に日本が上昇し続けているとあるもの。
それが『医療費』なんですね😭
ここまでの話をまとめると日本国民は、
・食費を抑えている
・医療費が上がっている(病院にかかる確率・治療を受ける確率が上がっている)
・糖尿病になる人の割合が増えている
という事なのですが、これらは全て一つの要因で説明ができるのだそう。
それは『安いものを食べている』からなのだと。
この「安い」食べ物、何がよろしくないのかというと、
カロリーはあるのに栄養素がない「エンプティーカロリー」な食品が多いのです。
特に砂糖・白米・小麦粉(動画内では白い3悪魔と紹介されていました😅)は、
多く摂取すると血糖値が急上昇してしまい、それが身体に負担をかけています。
また急上昇した血糖値を下げる際、
ビタミンやミネラルなどの栄養素を浪費してしまいます。
こうして生じる血糖値の乱高下が、
身体だけでなく精神的にも悪影響を及ぼしてしまうと。
確かにパンやご飯もの、パスタをいっぱい食べた後って
しばらくするとなんとなく身体が怠くなります。
先日珍しく昼食にいつもより多めのサンドイッチを食べたのですが、
案の定その後は何だか少し気持ち悪くなり(空腹感の様な微妙な感じ)、
「やっぱりパンもほどほどにしないとなぁ」と思っていたのに
タイミング悪く(?)もらってしまった塩パンを食べてしまった後はもう
何だかゾワゾワ気分が悪く身体も気怠くてとても反省しました。
とはいえこういった食べ物って手軽に食べれるし美味しいんですよね…。(悪魔…😈)
本当はあまり身体にはよくないと理解している上で、
それでもたまに…とかなら個人的には良いんじゃないかと思うんです。
(だって好きなんだもん…😑 笑)
ただ、こういう食品を摂取し続けていると、
その末路は糖尿病をはじめとする様々な病を引き寄せてしまうのですね……怖い。
そしてもう一つ厄介なのが、
こういう食べ物って安価なものが多いんです。
安い食べ物=原価が安い・安価で大量に生産できるもの
今回は精製食品(白い3悪魔)を例に挙げましたが、
他にもトランス脂肪酸を多く含む食品(菓子パン・スナックなど)や
人工物(人工甘味料・化学調味料など)なども動画内で紹介されています。
これらの食品も安価ですが、
それと引き換えに私達の身体をじわじわと蝕んでいるのです。
こうやって説明されると、
「安いし手軽だし美味しいから」といった理由だけで、
何も知らずにこれらの食品を安易に摂取するのはリスクが高いと感じます😰
それならば、なぜ安いものばかりを食べてしまうのか。
それは経済的に余裕がないから。
だから、安くてたくさん食べれる食品に手を伸ばしてしまうのだと。
そういった理由で今や糖尿病は贅沢病なんかではなく、
現代においては貧困層に蔓延する病気なのだと……。(衝撃的すぎる。)
もちろん病気になれば、治療の為医療費は上昇していきます。
こうしていつの間にか負のスパイラルに陥ってしまうのです。
動画内で中田敦彦さんは日本の事を、
「安くて病めるニッポン」と仰っていました。
以前別の動画で、日本の物価が下がっている事についての説明もされています。
日本は安くて良いものがたくさんある、そう思っていました。
(し、実際その通りな事もたくさんあります。)
ですが今回この動画をみて
日本が貧困化へ進んでいることも衝撃的でしたが、
目先の「安さ」や「手軽さ」「美味しさ」にかまけて
知らないうちに自分で自分を痛めつけていたのだと思うとゾッとしました。
単純に身体に良くない食べ物は何かを知るだけよりも、
こういった経緯を聞いた上でその後の説明を聞くと
もっと真剣に「食」に対して考えなければいけないと感じました。
長くなってしまったので今日はここまでにしようと思いますが、
後編の動画では具体的な「食べてはいけないもの」と「食べるべきもの」を
理由を踏まえて詳しく紹介されています。
サラダは完全にOKだと思っていましたが、NGなサラダもあると聞いてこれまた衝撃を受けました…。笑
興味のある方はぜひ観てみてください。
この動画を見終えた我が家は、食には惜しみなくお金をかける!!!
という結論に至りました。
(どうしてもポテチ食べたくなったら最高級のポテチ食べよう。笑)
今回のブログは中田敦彦さんの動画を見た上で私なりにまとめたものなので、
至らない点も多々あるかと思います。
また「糖尿病」という病気についても、
生活習慣や生活環境に関わらず発症する場合もあるそうで、
必ずしも「糖尿病=不摂生な人がなる病気」ではありません。
まだまだ知識レベルとしては浅いもので、
人様にあれやこれやと説明できるほどのものでは全くありませんが、
私自身がこの動画で学んだものを落とし込むために今日は綴りました。
こんな文章でしたが、
少しでも興味をもってくださった方はぜひこの動画を見てみてください。
ちなみに中田敦彦さんは、
南清貴著の『40歳からは食べてはいけない病気になる食べもの』
という書籍を参考文献として紹介しています。
これを機に、全体的に我が家の食生活を見直してみようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました✨
おやすみなさい🌜*。
そうはいってもたまにはジャンキーなものも、あまーいものも食べたくなっちゃうのが性。
先日家族で食べた母のバースデーケーキを最後に。(サムネの写真がなかったので急ですが。笑)
昔よく食べていた思い出のたぬきケーキが食べたいとのことで、
今年はこのたぬきケーキでお祝いしました🧁
もちろん、買ってきた中で一番美人なたぬきを母のもとへ嫁がせました。笑
oio