夫、無職になるってよ。〜with corona part1〜

去年の今頃、私達夫婦は岡山にいた。

当時の私はアパレル店員。

夫はほぼ週6日朝早くから夜遅くまで働く

超ハードワーカーなスポーツトレーナーでした。

そんな私達夫婦が真夜中0時過ぎ、お風呂の中で思いついた計画。

『今から岡山にいこう！』(唐突すぎるねぇ)

結局、朝の4時前に車に飛び乗り

下道でのらりくらり約5時間のドライブ。

私はさておき、時間にタイトなハードワーカー夫が

何故こんな事ができたのか。

それは、

失業に片足突っ込んでたから。笑

今日はそんなお話、お付き合い下さい。

お題目は、『#この1年の変化』です。

先にお伝えしておきます。きっと長いです。笑

(相変わらずなお首のせいで時間が有り余るもので…。何より思い入れの強い出来事だったから。)

それでは続きを。

コロナの脅威がジリジリと迫りつつあったこの頃。

まだコロナがどういった病気か分からない中で起きた

スポーツジムでのクラスター。

その煽りを受けて、

当時夫が勤めていたトレーニングジムは臨時休業する事に。

それでもまだこの頃は、

私達の住んでいる地域はそこまで感染者もおらず

不安ながらもどこか他人事の様な気でいました。

突然の休暇に時間を持て余した結果。

1日だけどこか息抜きへ行こうとなり、

・車で行けるところ

・屋外

・そこまで人が多くない所

・日帰り

という条件をクリアして

よし、岡山へ行こう！となり冒頭に戻るわけです。

 （美観地区、とっても綺麗でした。天気も最高に良かったこの日。）

まさか、

この後あの緊急事態宣言の日々を過ごす事も

それからの1年で生活が180度変わる事も

この時の2人は知る由もありませんでした。

…と言いたいのだけれど。笑

薄々、感じていた

これ、潰れるんじゃない？説。 

割と早い段階で実現してしまい、

1ヶ月も経たずして晴れて(？)2人共ニート生活へ。

夫の会社は全社員解雇の事実上倒産状態。

かく言う私は幸か不幸か4月末で辞めますと伝えていたものが、

繰上げとなったかたちに。

(ニートになった我々＆バイト先が休業になりニートもどきになった妹とで、

淡々と無職たこ焼き会をしたのが今となっては懐かしい。笑)

私が職場を辞めた理由は、夫の休みと合う仕事に変えたかったから。

それは何故かというと、

「いつか2人でトレーニングジムをやろう。」

そんな計画があったから。

 それなら休みは一緒の方が色々スムーズだよね、って事で。

そしたらまさかのずっと休み一緒になっちゃってさ。笑

(笑い事じゃないけど、笑っちゃったよね。)

それでもこうなったら、

もう計画実行するっきゃない！と動き始めた我々。

いつかくるこの日の為に

数年かけてお金の事、経営の事、

できる限りの事を私達なりに勉強していました。

その中でもリベ大両学長のYouTubeチャンネルは

とても勉強になり今でも毎日見るのが日課になっているのですが、

いつかの動画内で

「チャンスの神様は前髪しかない」

という言葉がある事を知りました。

チャンスの神様が向かってきた時に、

しっかり見つけて前髪を掴んどかないと通り過ぎてからでは

チャンスは掴めないよ、だって後ろ髪はないからね！

的な意味だと捉えています。

それなら正しく今、これがチャンスなのだと

前髪をたっぷり掴んでやる〜！といった意気込みで

《夫婦でジムを開く》という夢の実現にむけて、

毎日毎日相談を重ね続けました。

どこにジムを構えるのか？

どういった形態で運営していくのか？

開業するにはどれくらいお金が必要？

自分達で賄える？  etc...

クリアしなければいけない課題は山積みでしたが、

不思議な事にそれが苦ではなく、

むしろワクワク感が勝っていた事を覚えています。

もちろんこんな時期に、

ましてや当時は敬遠されていたジムを開業するなんて無謀では…？

と思う人もいたかもしれませんし、

不安が無かったと言えば嘘になります。

それでも勝算までは見込めなくても

致命的な失敗さえしなければ、まだ夫婦2人の生活。

いくらでも軌道修正は出来るし、

駄目ならまたどこかへ働きに出ればいいのだと。

とはいえやるなら不安の種は徹底的に潰して、

勝算を見込めるくらいまで計画を練りまくろう！

なんたって時間はたっぷりあるのだから。

そんな事を思いながら過ごした4月でした。

ひとまず今日はここまで、続きはまた明日にでも。

明日も読んでやるよって心優しいあなた、

是非明日も覗きにきてやってください...♡

それではまた。

good bye.

oio